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2015 03,30 22:00 |
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作品全体の主張が一貫して、 ・言いたいことややりたいことは我慢なんかするもんじゃない ・他人を頼らず自分でやれ の二本立てだったかなと思います ゾーラのような例外もちらほらいたものの、 だいたいは上の二点ができないキャラは酷い目に遭っていた印象です +++ 私の推しキャラはジルでした 私にとって萌えキャラとしてダントツな属性である「益荒男かつ手弱女」属性で はじめはなんて強くて美しいかたなの! と勘違いしていたのですが この人はどちらの能力も惜しいところで留まり運もなく、 仕事もプライベートも悉くうまくいかなかった哀れな感じがgoodで いとおしいことこのうえない人物でした あと髪型、とくに前髪がかわいかったです (現在もお若いですが) 若い頃から続けてきた姫カットであんな外連味のある顔つきするところや 嘘で塗り固められた鉄壁の中に真面目で内気な女の子の面影を垣間見ると もう何も責められなくなります 自分のせいで亡くなった大勢のかつての仲間と同じ殉職を望み、 最期に治療を拒否したのは、彼女なりの落とし前だったのだと思います ご冥福をお祈りします エンブリヲがジルやサリア、クリス、エルシャを容易に洗脳できたのは、 彼自身が彼女らに共感する部分があったからだと思います 高い能力の割に重すぎる責任や真面目すぎる性格、 無欲に人々を慈しみ守り、育てていきたかったこと、 人の和を重んじつつ誰か一人を大切にしたかったこと、 1000年生きてきてあのざまか、というより 本当に生きていた若者時代、仕事一筋で人類全体に気を注ぎすぎて、 気がつけば同じ時代の人類は滅びてひとりぼっち、 500年目の同業者もいつの間にか人ならざる容姿に変わってしまい (ちゃっかり彼女を燃料タンク化していましたが) そりゃあだれだって正気を保てなくなるでしょうよ 世界が真の姿を取り戻し、彼のご遺体が本来の姿に戻れたのは せめてもの救いだったかと思います 「引きこもり男なんて生理的に無理」というアンジュの発言は タスクにもそのまま当てはまる言葉なので、 そこを責められるのはちょっとかわいそうでした その次くらいに、私はリィザが好きでした 意外と懐の広い、大人の女性です アウラの民としての目的を達成するため、アンジュはとばっちりを食いましたが ジュリオのことは本当にまあまあ可愛がっていたようですし、 シルヴィアにどんなに鞭打たれても反撃しなかったのは 大人としての反省、良識と温かみのなせる業かと思います ドラゴンには声という武器がありますし、近衛長官が務まったくらいですから、 両腕を拘束されて猿轡の素っ裸でも、本気を出せば 12歳のマナ使いの、(歩けるのに)歩けない少女など簡単に殺めることができたはずです そうして結果的に多くの大人に守られて(放置されて)生き残ったシルヴィアには あのままたくましく生きていってほしいです 永遠語りは風ノ歌がお気に入りでした ロボットアニメはこの作品でおそらく初めての視聴となったのですが 戦闘機の中に高性能のコンポが搭載されているのを想像すると 毎回ほほえましかったです (1000年前、500年前の人間が作ったにしてはパンチの効いた曲調ですし) エンド後にカラオケで姫ズが禁レジをデュエットしていて楽しそうでした 永遠語りは歌ったら竜巻が発生するから歌えないのか… ファイ・ブレインが終わり、 制作陣が似ている点にもあまりこだわらず 魂の抜けた感じでぼんやり観てきた半年でしたが、 終わってみると、好きだったんだなぁとしみじみした気持ちです 元気も出たので、ありがとうございました PR |
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