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2015
04,30
22:00
ルークがつらいあれ
CATEGORY[φBrain - 物語]
ちょうど一年くらい前に投稿した
これ
のシリーズものです
前回はNTR風味でしたが今回は毛髪編みたいな感じでしょうか
どうであってもルーク周辺の人間模様が気まずい短編の集合体なので
苦手なかたはご注意ください
ざっくりいうと3期END後末永くみんな仲良しのつもりで、家庭を築く子たちもいる中
ルークだけ独りで悩んでどんどん内に籠っていってしまいます
彼を心配する人物ももちろんいるのですが……
詳細は本文から徐々に察していってほしいので、
今回までの文章だけではまだわかりづらいのは承知していて、
演出の都合上、あらためて説明する予定は今後もありません
箇条書きに近く文体もへったくれもないですが
普段よりもわざと味気なく変えているので、余計に読みづらい効果を狙いたくて
ご不便おかけして申し訳ないです 少しだけ遊ばせてください
+++
「あ、」「……は、失礼しました。いけません、ルーク様」僕が鳶色の中に白を見つけると、ビショップは決まって恥ずかしそうに手で遮って、僕から距離を置く。「すぐに染めてまいります」「なぜ。そこまでしなくていい」「ご自身がよくお分かりでしょう」そうだ。年老いていく己の姿を受け入れられない、などといった自己愛による動機ではない。メラビアンの法則であったり、目立つ物に気を取られることで意図せず相手の集中力を途切れさせてしまったり、そういうことを気遣って、この男は白髪を染めている。そう、「礼儀」として、違う色の髪を他者の視界に入れてはならないと彼は自らに言い聞かせていた。髪の退色が自然な変化であっても、彼自身はその自然を異質なものとして看做した。消去されるべき、自然な異質。何のことはない。よく分かっている。「そうだったね。僕も、将来黒い髪が生えてきてしまったら、脱色するよ」重たい雰囲気を纏わせたくなかった。僕は冗談を言って、この話を終わりにした。
------
「どうしようかなぁこの髪。先輩ママさんから聞いたんだけど、子ども生まれたら髪なんかじっくり洗ってる暇ないから、今のうちに切っておきなさいって」彼女の活発さが一目でわかる、頭頂部で結わうヘアスタイルを、生まれてこの方ずっと保ってきた。ノノハは決して動作が遅いほうではないし、幸か不幸か、美容に金や時間や労力を注ぎこむタイプでもない。うーん、どうしよう、もったいないなぁ、と柄にもなく悩んでいる様子を見てきた。「ダメ! ノノハ! 長い髪っていうのは、それだけできれいでやさしい母親の象徴なんだ。特に、男の子はこの上なく憧れ、慕い、思い出に残る。どんなことがあっても、絶対に髪を短くしてはダメだ!」フリーセルの力強いコメントに一同が驚く。「お前、あいつにも同じこと要求したのか……」一応予定では男の子って聞いてるしな、確かに俺の記憶の中でも母さんの髪は長かった、そんなに興味なかったけど。カイトがぶつぶつと考えを巡らせていると、閃いたのか、突然手のひらを逆の拳でぽんと打った。「わかった! ノノハ、俺が切ってやる」「はぁ? 今、切らないでって話を」「違う。おいルーク、俺の髪の毛切ってくれよ」「ぼ、僕が? カイトのを?」「ていうか、どうしてそうなるのよ!」「忙しくなるんだろ? お前が忙しくなる分、俺が暇になれば差引ゼロじゃねえか」「あんた元々カラスの行水でしょうが……」「よかったねノノハ!!」「わけわかんない……。断っていいよルーク君」「いや、やるよ……」暗く青褪めた顔色で、ゆらりと立ち上がる。
床に散らばった物言わぬ菫色を、花を摘むようにそっと拾い集める。身体から分離されるより前から死んでいた組織。じっと見つめる。「欲しいならやるけど、いらないだろ?」「……」「俺の毛なら、キュービックがサンプルとして大量に持ってる。だから、お前がこれを持ち帰ったところで、お前だけの物にはなりえない。そういうの好きじゃないだろ、お前」カイトは僕に、僕だけのものをくれようとしているのか。
------
「ルーク様、なんスかこれ」「カイトの髪の毛だよ」え、と声を低め、ビショップに耳打ちする。涼しい顔でビショップが告げるには、僕が毛髪全般に興味を示しており、側近の自分の髪を好んで眺めることもあるし、遡ればそれは自身の珍しい淡い銀髪が他人の視線を集めすぎてしまうことに起因するものなので、何ら気にすることでもなく、生活習慣の一部で、ごく自然なことなのだと。嘘だ、見事に真っ赤な。この男はいつもこうして僕を庇う。
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