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2014 01,16 00:00 |
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□ 「フリーセル君、今回は本当に助かったよ。感謝の気持ちを込めて、君にちょっとしたものを用意したんだ。帰りしなにエントランスで受け取ってくれ」 「いやだなぁ、ルーク君。僕は本当にそういうの要らないから」 物欲のかけらも感じさせない仙人のほほえみでその場をあとにするフリーセル □ 「…ということがあって、こっそり別の出入口から帰ってきたんだ」 「えええ!!! 辞退したの!? …あのね、フリーセル。君は僕と違って、身の危険も厭わず、大きな貢献をしたんだ。確かに君は、無事に帰ってきた。でも、僕がどれほど心配していたか、わかるかい? ルーク君だって、忙しい中わざわざ考えて用意してくれたであろう物を君はどうしてそんなに簡単に、」 「ふふ。相変わらずだね、君は。…とにかく、今日は疲れたから、明日の講義は全部欠席する。ノートを頼んでもいいかな」 「ああ、もちろん! …って違う!! 話を逸らさないで!!」 しかし、ルークの親切を拒絶する彼が自分には遠慮なく寄りかかるのが内心誇らしいピノクルであった □ 数日後 「(フリーセルと僕の分、来週の生活費おろしておかなくちゃ…) あれ…? 残高の桁がすごいことに… ま、まさか」 となって、とんでもない額が振り込まれているのを想像しました ミハルちゃんの小切手事件のように 相手の要求がお金であればその時は、という姿勢 謝礼を渡す先は、 決して浪費家ではないけれど日頃からお姫様に二倍のパワーを吸い取られているため 常に金欠なピノクルのほうがフリーセルよりもふさわしいような謎の焦燥感が湧いています PR |
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